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Webサイト利用者の厳しい目

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厳しい評価基準と高い要望を持つ
昨今のWebサイト利用者からの期待に応える

2013年3月末時点において、ブロードバンドサービス加入者は4,000万件を超え、世帯普及率も約75%という報道がありました。そこからさらに時間が経過していますから、この数値はもっと高くなっているはずです。加えて、スマートデバイスおよびガラケー(スマートフォン以外の携帯電話)によるWeb利用もあります。日本国内のWeb利用率が限りなく100%に近づいていくことはもちろん、現時点でもかなりの高利用率であることは言うまでもありません。

Webサイト利用者の現状

即検索、即比較

日常会話や打ち合わせ、大学などでは授業中でも、知識が不足している情報に直面すると即刻Web検索が始まる、という様をご覧になったことがあるでしょう。加えて、情報の正確性や利害の大小などを確認するために、複数サイトの閲覧・比較が行われています。

ネットサーフィン

今見ているWebサイトからリンクを辿って次のサイトへ、そしてまたリンクを辿りその次のサイトへ、……とWebサイトを渡り歩いたり、検索結果から次々とWebページを開いていくなど、明確な目的の有無にかかわらず(つまり、場合によっては単なる暇つぶしとしても)、ネットサーフィンは一般的な行為として日常にとけ込んでいます。

Webサイトでの最終確認、念押し

紙媒体や電波媒体で入手した情報があっても、その情報を再確認するために最終的にはWebサイトを開く、というケースも一般的です。

場合によっては、Web上のポータルサイトで得た情報も、他のWebページで再確認する方が多く見られます。例えば、旅行先での宿泊予約をする際に、日本最大級の予約サイトから行おうとしていても、最終決定をする前に一度その予約サイトから離れて検討中のホテル名で検索し、ホテルの公式サイトはもとよりレビューや個人ブログなども参考にする、というパターンです。

“売り込み言葉”、“売り込みサイト”は信用しない

多くのWebサイトを普段から見ているため「だまされない」目を誰もが持っている、と思ってください。「当社の商品は高機能です」「最高のサービスできっとご満足いただけます」など自分発信の情報は信用してもらえないどころか、場合によっては逆効果です。

求められる対応は何か

正しく新鮮で有益な情報を発信し続ける

情報がいい加減だったり誤りがあるのは論外です。さらに、古くても信憑性がありません。役に立たない情報ばかりが並べ立てられていてもいけません。これらに該当する情報がほんの幾つかあるだけで、正確かつ新鮮かつ有益な情報がサイト内の大半を占めていても、「すべて信用できない情報」ととられてしまいます。時々情報の正確性や鮮度、有益性を確認しながらこまめに更新しましょう。

堂々と比較してもらう姿勢

他社のWebサイトと比較されてもたじろがない、堂々とした姿勢も必要です。比較されたら弱い、という部分を敢えて載せなかったり、探しにくい奥深くに追いやったりするのは不誠実です。やがて比較の土俵にさえ上がれなくなります。

また、個性を出し過ぎたデザイン(特にレイアウトや構成)も、比較を拒んでいるように見られなくもありません。Webページのどの位置に何がある、というような一般的認識(ルールはありませんが)を完全無視することも、相応の理由がない限りは避けるべきでしょう。

“売り売り”をしない

売り文句を並べたところでストレートには捉えてもらえないのですから、理想は有益情報のみの提供サイトにすることです。しかし、現実問題はそうとばかりも言っては居られないところがあるので、アピールする部分と情報提供する部分とをはっきり分けてみてはどうでしょうか。ちょうど、新聞が全面広告を掲載する場合欄外のノンブル(ページ数字)や日付の横に四角で囲った「広告」というページがありますよね。あんな具合に、「このページだけはアピールをさせてもらってますよ」と宣言してしまうのもかもしれません。ただし、アピールといっても“売り売り”にはしないように注意が必要です。