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アルゴリズム変更を繰り返す検索エンジン

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日々進化する検索エンジン。
パンダ、ペンギン、ハミングバード……。動物園の話ではありません。

Web検索をすると、入力したキーワードに関する検索結果が表示されます。この仕組みについては「今さら聞けない検索エンジン最適化対策」のページでお話ししています。また、同ページにおいて、検索エンジンがWeb上の各ページを評価していること、そしてその採点基準は公表されていないこと、さらにその採点基準も変動することをご説明しています。

このページでは、検索エンジンがページを評価する、その採点基準が変動すること(これを「アルゴリズム変更」といいます)に関して、昨今のWebサイトが直面する課題についてお話しします。

検索エンジンのアルゴリズムについて

以下はGoogle公式サイトに公表されている内容の一部要約です。

クロールおよびインデックスについて

検索エンジンは「ウェブクローラ」と呼ばれるソフトウェアを用いて、公開されているWebページをクロール(情報収集)します。収集されたデータはサーバに蓄積されます。そして、インデックスを作成することで検索対象の正確な場所を把握します。検索を行うと、あるアルゴリズムに従って、このインデックス情報を元に検索キーワードに対する適切なページを見つけ、表示します。

アルゴリズムについて

アルゴリズムとは、検索エンジンが質問を受け取って結果を返すコンピュータのプロセスと数式です。今日のアルゴリズムは、検索者が本当に求めている情報を推測するための様々な手がかりとなるもの「シグナル」を利用しています。これらのシグナルにはWebサイト上の語句、コンテンツの新しさ、お住まいの地域、Page Rank などが含まれています。

アルゴリズム変更について

では、なぜアルゴリズムは変更が繰り返されるのでしょうか。

より高い精度の検索結果を導き出すために

現在の検索結果は、単にコンピュータが収集したデータだけを解析しているのではない、と言われています。例えば、iPhoneについて書かれているページの中に「Apple」という言葉があったとします。このとき、検索エンジンは、これがリンゴなのか社名なのかを理解しはじめていると言われています。これは、ページの内容やサイト内の内容を総じてコンピュータプログラムが判断できるようになっているか、人的情報処理が行われてるかのどちらか、もしくは両方であると考えられています。

スパム行為を野放しにさせないために

スパム行為とは、検索エンジンを欺く、あるいは検索エンジンアルゴリズムの裏を付くような操作やWebページの制作のことを指します。ページ中でキーワードを何度も繰り返したり、不正なリンクを購入したり、隠しテキストを画面に埋め込んだり、リンクのためだけに制作された意味のないWebサイトを公開したり、と手法も様々です。

これらのスパム行為をそのままにしておけば、肝心な有益情報を検索結果から得ることができません。

検索エンジン側ではスパムと見なされるサイトやページに対して検索結果表示順位を著しく下げたり、場合によっては検索結果そのものから追放するなどのペナルティを与えます。

また、アルゴリズムを変更していくことによって、前述のようなスパム行為や不自然なSEO対策によってスパムサイトが検索結果上位に表示されることがないようにしているとも言われます。

何をすればよいのか

では、どうすべきなのでしょうか。

不自然なSEO対策は行わない

やはり大切なのは検索エンジンと良好な関係を保つことができる姿勢を貫くことでしょう。「このWebサイトにはこんなことが掲載されています」「このページはこのような内容について詳しく解説しています」といったアピールを検索エンジンに対して行うことは決して悪いことではないはずです。何故なら、サイトやページの中で何を述べているかを絞り込んで明確にする、というポイント、明確にしたテーマに基づく内容の要約を検索エンジンにアピールする=一般閲覧者へも同様のアピールができている、というポイントから、そのサイトの、あるいはそのページに掲載された情報を求めている人に提供する情報が届きやすくなるからです。

加えて、作為的あるいは不自然ななSEO対策を行わないことです。

Webサイト制作者・運営管理者のあるべき姿

Webサイトを制作、運営する立場の人間は、そのWebサイトで自社の目標達成だけを至上命題とせず、サイト来訪者や情報を探している人たちに対して有意義な情報を提供し、正しい選択を決断できるようにお手伝い、お世話をさせていただく気持ちを最優先させる姿勢を保つことです。そうすれば、他人にはもちろん検索エンジンに対しても悪意がない、誰もが安心して利用できる安全なWebサイトで有り続けることができるでしょう。